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大腸内視鏡検査の体験談。検査はラクで、下剤を飲むのが大変という話。

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初めて、大腸内視鏡検査を受けました。

受ける前は不安でしたが、受けてみると「検査はとっても楽!でも事前準備が大変」とわかりました。この記事を読み、心の準備をして気楽に受けられると嬉しいです。

無痛で検査してくれる病院を探す

人生で初めて大腸の内視鏡検査を受けました。きっかけは、腸内に痛みと違和感があったため。もうアラフィフなので一度受けてみようと思い立ちました。

怖がりの私は、麻酔で眠った状態で検査を受けられる病院を探して受診しました。Googleマップで口コミをチェックし、良さそうな病院を選び予約しましたが、なんと人気で一ヶ月待ち!今回伺った病院は、北海道札幌市のはたけやま内科胃カメラ大腸内視鏡クリニックさんです。

事前に受診し、説明を受ける

今回検査した病院は、検査前に一度来院して説明を受ける流れでした(調べてみると当日で全部済ませるやり方の病院もあり)。

最初の面談で、医師から大まかな説明があります。さらに受診前にタブレットで動画説明もありました。看護師さんも丁寧で、聞きたいことを聞けるので安心です。医師はフレンドリーでしっかり話を聞いてくれ信頼できました。

帰りに、下剤と検査食を渡されます。下剤はペットボトル2本=1kg、さらにレトルト2食分。帰り道の荷物は少し重たいのでリュックなど準備するとよいでしょう。

前日の準備と食事内容

検査は前の日から準備が始まります。

・前日の昼・夕食は検査食をたべる

・当日の午前中3~4時間かけて下剤を飲み、便を出す

ここまでの過程は「自宅で」行います。

検査食は温めるだけのレトルトです。

・昼食 芋のそぼろ煮と卵がゆ

・夕食 ビーフシチューとクラッカー

写真は夕食のもの。ビーフシチューはお肉がゴロゴロして食べごたえあり、普通のレトルト食品と比べても美味しい部類と思います!

23時以降は水分以外は摂れません。

※ちなみに前日は間食はOKです。繊維質や脂っこいものはNG。私は食パンやジュースを採りました。

参考:大腸内視鏡検査前日の食事4つのポイント | 港区で人間ドック・健康診断ならMEP南青山。

当日の午前。下剤を飲むのは大変

朝8時から下剤を飲みはじめます。飲み方は

・下剤をペットボトル1/4(120ml)を5~10分かけて飲む。

・水またはお茶(無糖)を2杯飲む。約240ml。

・これを8回繰り返す

という流れでした。

(病院で配られた説明の紙より引用)

味は、濃いめのグレープフルーツ風味で少々ドロリとしています。口の中に広がる後味が激マズで、だんだん飲むのがつらくなってきます。

今回、下剤1リットルを飲むのが一番の難関でした。

後味がキツくて飲めないんです。吐きそうになる一歩手前で進まない。4時間で飲むはずが、途中からどうにも飲めなくて・・結局6時間かかりました。

便の出具合は、私は飲み始めて1時間後くらいからスタートし、液状の便がドカドカ出ました。便がここまで液状になることにびっくり!

押し出す感じで痛みはありません。痛みが無いのは嬉しかったです^^

ただ、液状の便が勢いよくでて飛び散るため、トイレに行くたびに掃除をしていました。

(病院で配られた説明の紙より引用)

便が透明になると検査が受けられる状態とのこと。ホントに透明になるの・・?と思いましたが、検査直前にやっと透明に近くなりました。

飲みにくい下剤を飲む工夫

ネットでコツを調べたら「下剤を一口飲んだらお湯で口をゆすぐように飲み込む」とあり、これが一番役に立ちました。

またアールグレイなど香りの強いお茶を間に挟むことで少しスッキリできました。アールグレイ、チャイ、緑茶など種類を変えてできるだけ味変しました。それで何とか口の中をリフレッシュさせて飲み切りました(__)

冷蔵庫で冷やして飲む(冷えると味がわかりにくくなるため)」も推奨されていたのでやってみたのですがが、自分は身体が冷えて飲めず・・。ホッカイロをあて白湯と交互に飲んでも、やはり冷えてつらいのです。

食事を取らない=強烈に冷えます。冷え性の方にはおすすめできません。また、できれば夏場に検査を受けたほうがよさそう。

時間が押したので焦った

下剤を飲むのに時間がかかり、検査時間が迫っていたためタクシーで移動。病院内のトイレで3回出してなんとか検査できるくらいの状態に。

本来リラックスして検査を待つはずが検査直前までトイレに行って落ち着かなかったです。 さらに慌ててタクシー呼んだので保険証も忘れていきました^^;

検査は本当に楽!記憶にありません

検査じたいはラクでした!というか記憶がないのです。

「お尻を見られるのが恥ずかしい」

「麻酔がきかなくて、痛かったらどうしよう」

とか考えていましたが、麻酔を入れて数十秒後には記憶ナシ

恥ずかしいも何もなく、全て覚えていません。最後に器具をするっと抜くときだけ目覚めて違和感があったくらい。検査は百点満点でした!

医師に質問してみた

検診後、腸内を撮影した画像を見ながら医師から説明があります。私は便秘傾向がありますが「異常なし」でした。

で、次回のために聞きたいことを質問しました。

今回の下剤(サルプレップ)が飲みにくので、別の下剤に変更できるか聞いたら、もう一種類準備できるとのこと。なので、私のように味がダメな方は他に選択肢があるので安心して下さいね。

ただ先生曰く、他の薬は、比べると下剤の効果が少し弱めとのこと。便秘気味の人にはサルプレップが一番よいようです。

「朝早くから飲み、飲む時間を長くしても良いか」と聞いたら、それはOKとのこと。次はゆとりをもって早めにスタートします。

検査費用

1回目の診察(検査食1080円含む)2540円

2回目の診察と検査 4950円

合計 7490円

でした。

 

次回に向けて改善すること

・朝早くから飲み始める

・香りの強いお茶を色々準備して口をスッキリさせる

・下剤を飲むときは「一時間でコップ1~2杯」と目標タイム設定

・夏場、一か月前に検査予約

・忘れ物ないように準備しておく

 

以上、大腸検査の記録でした。

一番つらいのは自宅で下剤を飲み切ることで、そこさえクリアすればあとは余裕です!怖くありませんでした。

まだ検査を受けたことが無い方に、不安が軽くなれば嬉しいです。

 

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